Danielsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。2つ|理学療法士問題集

理学療法士

Q 21 : 
Danielsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。2つ選べ。
1
痙縮筋に対して適用できる。
2
顔面の筋は4段階で評定する。
3
体幹の筋は6段階で評定する。
4
筋力3以下の段階付けの信頼性は高い。
5
筋力3は抑止(ブレーク)テストを用いる。
解説

1-× 痙縮があると随意運動が困難となるため、適応されない。痙縮の評価法にはMAS(modified ashworth scale)がある。

2-◯ 顔面筋はF(functiomal)、WF(weak functional)、NF(non functional)、0(zero)の4段階で評価される。

3-◯ 体幹筋は6段階で評価される。

4-× MMTは検査者が主観的に評価する他、抵抗の量や部位などの影響により、信頼性が高いとは言えない。

5-× 筋力3の基準は重力に抗して可動域全体に渡って動かすことができるかどうかであり、被験者自身で運動を行ってもらう。抑止テストは抵抗をかけることであり、段階4、5で行う。