1-× HDS-RとMMSE共に「100から順に7を繰り返し引いて下さい」という質問で計算能力をみる。
2-× いずれのテストでも「今日は何年の何月何日何曜日ですか」「ここはどこですか」といった見当識を問う項目がある。
3-× 遅延再生はあらかじめ覚えた言葉(桜・ねこ・電車)に関して「先ほど覚えた言葉を言って下さい」と質問する。いずれのテスト法にも遅延再生の項目が含まれる。
4-○ 構成課題はMMSEで重なった2個の五角形を見せて模写させる方法で検査する。模写出来なければ、物体の空間的な位置関係を誤っている構成障害を疑う。
5-× 言語流暢性課題はMMSEでは3つの言葉を言い、それを被験者に繰り返し言ってもらう。HDS-Rでは知っている野菜の名前をできるだけ多く言ってもらう。