1-× 収縮期には全身へ血液を送り出すため、左室心筋への冠動脈血流は減少する。拡張期には冠動脈血流量が増加する。
2-× 心拍数が低下すると収縮期及び拡張期の時間が長くなる。よって、心拍数が低下すると冠動脈血流量は増加する。
3-○ 大動脈弁狭窄により左室負荷が増大し、左室肥大及び左室拡張障害が生じる。それによって収縮期が長く拡張期が短い状態となり、冠動脈血流量は減少する。
4-× 心房中隔が欠損すると本来左心房から左心室へ送られる血液が右心房へ戻り、肺循環へと戻ってしまう。右心房・右心室への血流が増大し、冠動脈血流量も増大する。
5-× 僧房弁が狭窄すると、拡張期に左心房から左心室へ血液が送れず、右心室・右心房への血流が増大する。そのため、冠動脈血流量は増大する。