骨端症と発生部位についての組合せで正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 577 : 
骨端症と発生部位についての組合せで正しいのはどれか。
1
Osgood-Schlatter病   大腿骨頭
2
第1Köhler   病踵骨
3
Kienböck病   月状骨
4
Perthes病脛   骨粗面
5
Sever病   足舟状骨
解説

1-× オスグッド・シュラッター病は膝の伸展機構の過用によって膝蓋靱帯の付着物が剥離し、脛骨粗面に疼痛を生じるものである。思春期の男子に多く発生する。

2-× 第1ケーラー病は主に舟状骨に発生する一過性の骨壊死をいい、4〜8歳の男児に多く発症する。

3-◯ キーンベック病は手の月状骨に阻血性壊死を生じるものである。

4-× ペルテス病は大腿骨頭や頸部の阻血性壊死によって、変形や股関節周囲筋の萎縮を呈するものであり、小児に発症する。

5-× セーバー病は足の使い過ぎによって踵骨に阻血性壊死が生じ、疼痛を生じるものである。