健常成人の歩行時の床反力の垂直分力(片側)を図に示す。床|理学療法士問題集

理学療法士

Q 573 : 
健常成人の歩行時の床反力の垂直分力(片側)を図に示す。床反力を計測している側の筋のうち、Aの時点で収縮力が増加するのはどれか。
1
大殿筋
2
中殿筋
3
大腿二頭筋
4
前脛骨筋
5
腓腹筋
解説

1-× 大殿筋は股関節伸展に働き、主に立脚相で働く。

2-× 中殿筋は立脚相で働き、骨盤を水平に保つ。

3-× 大腿二頭筋は遊脚相から立脚相へ変わる時に働く。

4-◯ 図は立脚相から遊脚相へ変わる時を表している。前脛骨筋は足関節背屈により踵の蹴り出しと足趾の離地に働く。

5-× 腓腹筋は立脚相で働き、遊脚相では働かない。