血液について正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 566 : 
血液について正しいのはどれか。
1
血小板は脾臓で作られる。
2
赤血球はpH調節に関与する。
3
白血球で最も多いのは好中球である。
4
エリスロポエチンは赤血球の破壊を促す。
5
血漿成分にフィブリノゲンは含まれない。
解説

1-× 血小板は骨髄の巨核球が剥がれ落ちて出来たものである。脾臓では古くなった血小板を処理する。

2-× 赤血球は主にヘモグロビンによって酸素運搬を行っている。

3-◯ 白血球は顆粒球・単球・リンパ球から成り、白血球の多くを占めるのは顆粒球である好中球である。微生物を貧食して殺菌する働きをする。

4-× エリスロポエチンは腎臓で作られ、赤血球を作り出す働きを有する。

5-× 凝固第1因子のフィブリノゲンは肝臓で作られ、血小板との止血に関与する。アルブミン・グロブリンと共に血漿内に含まれる。