1-× 随伴運動は共同運動とも呼ばれ、口を動かすと頸部が同時に緊張するようなことをいう。顔面神経麻痺でみられることがあるため、評価する。
2-× 前頭筋は顔面神経支配であるが、一側ではなく両側の顔面麻痺でみられる。
3-◯ 咀嚼筋は三叉神経支配であり、評価の優先度は低いと考えられる。
4-× 味覚を司るのは顔面神経と舌咽神経である。顔面神経は舌の前2/3の味覚を司り、一側の顔面神経麻痺で味覚障害がみられるため、評価する。
5-× 兎眼は眼輪筋を支配する顔面神経障害でみられ、眼が閉じられないことで突出することをいう。一側の顔面神経麻痺でみられる。