脳卒中片麻痺の間接的嚥下訓練で食道入口部を広げる効果があ|理学療法士問題集

理学療法士

Q 533 : 
脳卒中片麻痺の間接的嚥下訓練で食道入口部を広げる効果があるのはどれか。
1
舌の運動
2
発音の練習
3
Shaker(シャキア)法
4
喉のアイスマッサージ
5
顔面頸部のマッサージ
解説

1-× 舌の運動は嚥下の準備体操として食前に行われる。

2-× 発音練習により呼気を強化し、誤嚥を予防する。

3-◯ シャキア法とは、背臥位で頭部を持ち上げ、つま先を1分間見続けた後1分間休憩を挟むことを繰り返す運動である。舌骨上筋群を強化することを目的とし、食道入口が狭い症例に対して実施される。

4-× 咽頭後壁や舌根部のアイスマッサージにより嚥下反射を誘発し、嚥下機能を改善させる。

5-× 顔面頸部のマッサージは嚥下の準備体操として行われ、筋のリラクゼーションを図る目的で行われる。