1-◯ 大腿骨頭すべり症は10〜16歳頃の思春期の男児に多い。
2-× 患者の大半が肥満児である。
3-× 発症は片側に多いが、その後両側に発症する。
4-× デュシャンヌ歩行は中殿筋の筋力低下でみられる。大腿骨頭すべり症はドレーマン(Drehmann)徴候、つまり股関節を他動的に屈曲させると外転・外旋するのが特徴である。
5-◯ 大腿骨頭すべり症は、大腿骨近位骨端線で大腿骨頸部に対して骨頭が後下方にすべるものである。股関節は外旋拘縮を生じやすく、股関節・膝関節に疼痛を訴える。