1-× パペッツ回路は海馬→脳弓→視床下部乳頭体→視床前核→帯状回→海馬からなる、記憶に関する回路である。海馬傍回は側頭葉内側に前後に長く存在し、パペッツ回路に含まれる。
2-× 視床前核は視床前結節という小隆起内に存在し、辺縁系の一部として働く。パペッツ回路の一部である。
3-◯ 緑上回は頭頂葉外側面の後下方に存在し、外側溝の後端を囲む大脳回である。
4-× 乳頭体は視床下部の底部に存在し、脳弓を経て海馬からの線維が入り込み、乳頭体視床束となって視床と連絡している。
5-× 帯状回は大脳半球内側面で帯状溝と脳梁溝との間にある長い大脳回であり、パペッツ回路の一部である。