研究法の説明で正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 449 : 
研究法の説明で正しいのはどれか。
1
前方視研究では対象者の過去の現象を調査する。
2
後方視研究の中で介入研究を行うことができる。
3
ケースコントロール研究は横断研究に含まれる。
4
コホート研究では結果に関連する予測因子を分析する。
5
シングルケーススタディはシングルケースデザインの一種である。
解説

1-× 前方視研究では、対象者の未来の現象を追求していくものである。

2-× 介入研究とは、研究者が対象集団に対して何らかの介入を行う研究をいい、前方視研究で行われる。

3-× ケースコントロール研究は症例対照研究ともいい、肺がんに罹患しているグループとしていないグループに分け、過去の喫煙歴について調査するようなことをいう。縦断的研究である。

4-◯ 文章の通りである。コホート研究とは、疾患に関連する要因を追求する前向き研究である。

5-× シングルケーススタディは症例研究ともいい、1つの症例に対して研究と報告を行うことである。シングルケースデザインは単一被験体法ともいい、1つの症例に実験的な介入を行い、その有効性を研究するものである。