軸索変性型のGuillain-Barré症候群で適切なの|理学療法士問題集

理学療法士

Q 438 : 
軸索変性型のGuillain-Barré症候群で適切なのはどれか。
1
発症後1週間経過すれば高負荷の訓練は可能である。
2
γ-グロブリン大量療法中に運動療法は行わない。
3
下垂足に対して軽量の短下肢装具を作製する。
4
手内筋麻痺は3か月以内で回復する。
5
発症後6か月間で症状は固定する。
解説

1-× 軸索変性型のギランバレー症候群では、発症1週間後に四肢の感覚障害および運動障害を呈している場合が多い。高負荷で行うと過用性の筋力低下をおこす可能性があるため、低負荷高回数の運動を行う。

2-× γ-グロブリン大量療法中であってもベッド上で出来る運動療法を行う。

3-◯ 下垂足に対して、一般的に短下肢装具を作成する。

4-× 手内筋麻痺は半年〜1年程で回復する。

5-× 症状は発症後1ヶ月程で固定するといわれている。