伝い歩きが可能なレベルの脊髄小脳変性症患者で姿勢バランス|理学療法士問題集

理学療法士

Q 436 : 
伝い歩きが可能なレベルの脊髄小脳変性症患者で姿勢バランスを崩す危険性が高いのはどれか。
1
閉脚立位
2
片膝立ち位
3
四つ™這い位
4
タンデム肢位
5
踵接地でのしゃがみ位
解説

1-× つたい歩きが可能なレベルでは、閉眼立位での転倒のリスクは低い。

2-× 片膝立ち位を保持することは可能であると考えられる。

3-× つたい歩きがが可能なレベルであれば、四つ這い位はよりバランスがとりやすいと考えられる。

4-◯ タンデム肢位は一側下肢を一歩前に出し、踵を後ろ足のつま先につけた、いわゆるつぎ足姿勢である。姿勢を崩しやすいため、注意が必要である。

5-× 踵接地でのしゃがみ位の保持は、転倒リスクが高くはない。