理学療法士
Q 435 :
脊髄損傷患者で異所性骨化の好発部位はどれか。
解説
1-× 異所性骨化は受傷後〜6ヶ月頃に関節可動域制限を呈するもので、原因は関節周囲の骨組織が無い所に軟骨形成を生じるためである。麻痺側に発生しやすく、肘関節は異所性骨化の好発部位であるが、股関節に最も生じやすい。
2-× 手関節は異所性骨化の好発部位ではない。
3-× 手指MP関節は異所性骨化の好発部位ではない。
4-◯ 股関節は異所性骨化の好発部位である。次いで膝関節・肘関節・肩関節の順に多い。
5-× 足関節は異所性骨化の好発部位ではない。