脊髄完全損傷の機能残存レベルと到達可能なADLの組合せで|理学療法士問題集

理学療法士

Q 434 : 
脊髄完全損傷の機能残存レベルと到達可能なADLの組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1
C4   ジョイスティック付電動車椅子走行
2
C5   ズボンの着脱
3
C7   自助具を用いての整容動作
4
T1   自動車への移乗
5
T10   短下肢装具を用いての歩行
解説

1-× ジョイスティック付電動車椅子走行が可能な高位残存レベルはC5である。C4ではチンコントロール式車椅子の使用が可能である。

2-× ズボンの着脱が可能な高位残存レベルはC7である。

3-◯ 自助具を用いての整容動作が可能な高位残存レベルはC5である。

4-◯ 自動車への移乗を含む自動車の運転が可能な高位残存レベルはC7である。

5-× 短下肢装具を用いての歩行が可能な高位残存レベルはL3であり、これは膝の伸展が可能な場合である。