1-× 水よりゼリーのほうが誤嚥しにくい。粘稠性があると、咽頭残留が少なくて済む。
2-× 急性期のほうが誤嚥を生じやすい。慢性期に入ると、嚥下を含む麻痺が回復していることがあるためである。
3-◯ 30°背臥位頸部前屈位をとると、咽頭と気道が一直線になるのを防ぐため、誤嚥しにくい。
4-× 片側の障害では、動きの悪い方を狭くして食べ物を溜まりにくくするため、頸部を麻痺側に回旋させる。
5-× むせるということは、咳嗽反射によって異物を外に出そうとしている。むせが無い場合、咳嗽反射が出にくくなっていて誤嚥している可能性があるため、注意する。