変形性股関節症に対して、前方アプローチで股関節を前外側に|理学療法士問題集

理学療法士

Q 428 : 
変形性股関節症に対して、前方アプローチで股関節を前外側に脱臼させて人工股関節置換術を行った。術後に股関節の脱臼を最も誘発しやすい肢位はどれか。
1
屈曲、内転、内旋
2
屈曲、外転、外旋
3
伸展、内転、外旋
4
伸展、内転、内旋
5
伸展、外転、内旋
解説

1-× 後方アプローチや外側アプローチでは、股関節屈曲・内転・内旋位が脱臼肢位となる。股関節の過屈曲を伴う爪切り動作や座式便所の使用は禁忌である。

2-× 誤りである。

3-◯ 前方アプローチでの脱臼肢位は股関節伸展・内転・外旋位であるが、日常的にこの肢位をとることは少ない。

4-× 誤りである。

5-× 誤りである。