62歳の女性。両側の変形性膝関節症で、膝関節に軽度の伸展|理学療法士問題集

理学療法士

Q 414 : 
62歳の女性。両側の変形性膝関節症で、膝関節に軽度の伸展制限と中等度の内反変形とがみられ、Mikulicz線は膝関節中心の内側に偏位している。運動療法で適切でないのはどれか。
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解説

1-× 膝関節伸展運動による大腿四頭筋の筋力増強を図ることで、膝関節の安定性が向上する。

2-× 膝関節伸展運動による大腿四頭筋の筋力増強練習である。膝関節の安定性向上に貢献する。

3-× 自動介助による膝関節の可動域練習である。膝関節の安定性を向上させる。

4-× 股関節内転運動による内転筋筋力増強練習である。本症例には不適応である。

5-× 膝伸展に抗した膝関節屈曲運動による膝関節屈筋筋力増強練習である。膝関節伸筋と同様に膝関節の安定性に貢献する。