アルコールによる精神障害について正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 398 : 
アルコールによる精神障害について正しいのはどれか。
1
振戦せん妄は酩酊中に生じる。
2
Wernicke脳症はビタミンB12の欠乏による。
3
急性中毒は長期のアルコール摂取により生じる。
4
アルコール依存症の治療には集団療法が有効である。
5
アルコール摂取を続けると、少量の酒でも酔いやすくなる。
解説

1-× 振戦せん妄はアルコールを常用している人が急に断酒したときに生じる。

2-× ウェルニッケ脳症はビタミンB1の欠乏によってせん妄や痙攣を呈するものである。

3-× 急性中毒は急に大量にアルコールを摂取したときにおこる。

4-◯ アルコール依存症の治療には集団療法が適している。同じ境遇の人と会話することで、飲酒問題を認識し、断酒に導く。

5-× アルコールを長期に摂取し続けると、慣れが生じて酔いにくくなる。