移植後の拒絶反応について正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 377 : 
移植後の拒絶反応について正しいのはどれか。
1
自家移植で生じる。
2
T細胞が活性化される。
3
Ⅰ型アレルギー反応である。
4
抗体が移植片の細胞を損傷する。
5
宿主と移植片のHLAが一致すると起こりやすい。
解説

1-× 自家移植では自分の組織を移植するため、拒絶反応はない。骨や皮膚への自家移植が行われる。

2-◯ 拒絶反応がおこると、T細胞が活性化されてⅣ型アレルギーとなる。

3-× Ⅰ型アレルギー反応は肥満細胞により血管透過性の亢進・平滑筋収縮を生じる。

4-× 細胞障害性T細胞により細胞が損傷する。

5-× HLAの一致により、拒絶反応は起こりにくくなる。