筋と体幹の運動の組合せで正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 372 : 
筋と体幹の運動の組合せで正しいのはどれか。
1
外腹斜筋――――同側への回旋
2
最長筋―――――伸展
3
腹横筋―――――側屈
4
腹直筋―――――伸展
5
腰方形筋――――屈曲
解説

1-× 外腹斜筋は第5〜12肋骨の外面から腹直筋鞘・鼡径靱帯・腸骨稜に付着する。体幹を対側に回旋させる。

2-◯ 最長筋は脊柱起立筋のひとつであり、体幹を伸展させる。

3-× 腹横筋は第7〜12肋軟骨・胸腰筋膜・腸骨稜・鼡径靱帯から腹直筋鞘に付着する。体幹側屈・前屈・回旋および腹圧を高める働きがある。

4-× 腹直筋は恥骨結合・恥骨から第5〜7肋軟骨前面・剣状突起前面に付着する。体幹を前屈させる。

5-× 腰方形筋は腸骨稜から第12肋骨に付着する。腰椎の側屈または両側が働けば腰椎の後屈作用を有する。