慢性閉塞性肺疾患における包括的呼吸リハビリテーションで正|理学療法士問題集

理学療法士

Q 342 : 
慢性閉塞性肺疾患における包括的呼吸リハビリテーションで正しいのはどれか。
1
運動耐容能の改善を図ることができる。
2
吸気時に動作を行うように指導する。
3
上肢筋力トレーニングは行わない。
4
健康関連QOLに影響を与えない。
5
栄養指導は含まない。
解説

1-◯ 持久力運動などの運動療法によって、運動耐用能を改善することが可能である。

2-× 呼気時に動作を行うように指導する。息を止めたり、吸気時に動作を行うと動作がしずらくなる。

3-× 上肢の筋力トレーニングに呼吸補助筋の活動が伴い、呼吸機能を改善させることに繋がる。

4-× 健康関連QOLとは、健康に直接影響するQOLのことであり、身体的・心理的・社会的状態などによって構成される。包括的呼吸リハビリテーションでは運動療法以外にも社会的支援や患者教育も行うため、健康関連QOLの改善を図ることが可能である。

5-× 包括的リハビリテーションには、栄養指導が含まれる。