極超短波による物理療法で正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 34 : 
極超短波による物理療法で正しいのはどれか。
1
蓄熱による熱傷の可能性がある。
2
ホットパックより深達度は浅い。
3
悪性新生物に対する治療効果がある。
4
金属プレート挿入部への照射は可能である。
5
閉塞性動脈硬化症の患肢への照射は効果的である。
解説

1-○ 極超短波はエネルギー変換熱を利用した温熱療法である。蓄熱によって火傷することがある。

2-× ホットパックは身体の表層を温める。極超短波は深部温熱療法のため、体内の金属挿入部位には使用不可である。

3-× 悪性新生物のある部位には使用不可である。

4-× 極超短波は深部温熱療法であり、金属挿入部位への使用は禁忌である。

5-× 極超短波の禁忌事項には急性炎症・温覚の欠陥・浮腫・循環障害などがある。