1-× ジャクソンテストは頸椎神経伸張テストである。座位で頸部を健側に側屈し、伸張するようにすると上肢に疼痛が出現する。
2-× ラックマンテストは前十字靭帯損傷のテスト法である。背臥位で大腿骨を固定し、脛骨を前方に引き出すように力を加えると脛骨が前方に移動する。
3-◯ マックマレーテストは半月板損傷のテスト法である。背臥位で膝関節屈曲位とし、下腿を内外旋させると、内側半月板損傷の場合は外側の膝関節裂隙にクリック音を認める。
4-× オーバーテストは腸脛靱帯の拘縮をみるテストである。側臥位上方の下肢を屈曲位とし、他動的に外転させてから落下させると、拘縮がある場合は落ちないかガクガクと落ちる。
5-× ルーステストは胸郭出口症候群の疑いがある場合に行うテストである。3分間挙上テストともいい、肩関節90°外転、肘関節90°屈曲位で手指の屈伸を3分間行わせると、橈骨動脈の拍動が消失する。