臥床による筋への影響として正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 283 : 
臥床による筋への影響として正しいのはどれか。
1
最大筋腹の太さは保たれる。
2
手内筋は数日で著明な筋力低下が生じる。
3
上肢筋に比べ下肢筋で筋力低下が大きい。
4
下肢筋では1週間に50%の筋力低下が生じる。
5
筋細胞膜のアセチルコリン感受性の増強が生じる。
解説

1-× 最大筋腹は細くなる。

2-× 長期臥床によって上肢より下肢の方が筋萎縮・筋力低下を呈しやすい。

3-◯ 下肢筋では筋力低下が著名である。上肢は日常生活において食事や書字など多様な場面で活躍するため、筋萎縮や筋力低下が生じにくい。

4-× 2週間の安静で下肢筋に20%の筋力低下をおこすとされている。

5-× アセチルコリンの感受性は低下する。