1-× 体温調整中枢は間脳の視床下部にある。感覚器の情報が視床下部に伝達されると、体温が高い場合には汗腺の活性化・骨格筋の弛緩・血管の拡張、体温が低い場合には骨格筋の震え・血管の収縮などの指令を出して体温を調整する。
2-◯ 尿量の調整は腎機能によるものであり、集合管や尿細管での水の再吸収により尿量が調整される。
3-◯ レニンーアンジオテンシンーアルドステロン系により、循環血漿量が調整される。
4-× 白血球数の調整は骨髄で行われる。腎臓ではエリスロポエチンの分泌により、赤血球の形成を促進する。
5-× 概日リズムの調整は、松果体によって行われる。松果体は間脳の視床に挟まれて存在し、メラトニンというホルモンを分泌して、睡眠や食事などのリズムを形成している。