骨について正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 251 : 
骨について正しいのはどれか。
1
骨芽細胞は骨吸収に関与している。
2
緻密骨と海綿骨とに分けられる。
3
幼児期の骨髄は黄色骨髄である。
4
関節面は滑膜で覆われている。
5
短骨には髄腔がある。
解説

1-× 骨芽細胞は破骨細胞と骨吸収を抑制する働きを有する。すなわち、骨新生に関与している。

2-◯ 骨は表層の硬化な緻密骨と、深層のスポンジ状の海綿質からなる。

3-× 幼児期の骨髄は赤色骨髄である。赤色骨髄はヘモグロビンにより赤色を呈しており、造血作用がある。赤色骨髄が脂肪に置き換わると、黄色骨髄となる。

4-× 関節面は関節軟骨という組織で覆われている。滑膜は関節包内面を裏打ちしている膜で、関節の滑りを良くする滑液を分泌している。

5-× 短骨には髄腔が存在しない。髄腔が存在するのは、長骨である。