1-× 6分間歩行テストでは、運動耐用能を評価する。6分間継続して歩行し、その総距離から評価する。400m以下では外出制限、200m以下では日常生活の活動範囲が限られる。
2-◯ ファンクショナルリーチテストでは、バランス機能や転倒リスクを評価する。立位で一側上肢を90°挙上した状態から上肢を出来るだけ遠くへ到達させ、元に戻ったときの到達距離から評価する。15cm以下の場合、転倒リスクが高くなる。
3- 生理的コスト指数(PCI)では、歩行中のエネルギー効率を評価する。歩行中の歩行速度および心拍数から評価する。
4-× モディファイドアシュワーススケール(MAS)では、筋緊張の程度を評価する。四肢の関節を他動運動で動かした時の抵抗から6段階評価する。0は筋緊張の亢進がない、4が固まっていて屈曲・伸展が出来ない状態である。
5-◯ TUGでは、運動器の不安定の程度を評価する。椅子に座った状態から立ち上がり、3m歩いたところでターンして戻り、再び座るまでの時間から評価する。13.5秒以上掛かる場合、転倒リスクが高まる。