1-× 足関節の底屈補助を行うクレンザック継手に対して、足関節の底屈・背屈どちらも補助するものをダブルクレンザック継手という。図はダブルクレンザック継手である。①は背屈角度を制限する場合に押し込んで調整するものである。①を押し込む前に、まず②の留め具(ナット)を緩める必要がある。
2-× ②の留め具は①で背屈角度を制限する場合に緩めたり締めたりするものである。
3-× ③は足継手軸である。基本的に調整することはないが、油をさして滑りを滑らかにすることがある。
4-◯ ④の留め具は底屈角度を制限する場合に緩めたり締めたりするものである。設問では、背屈0〜20°から底屈を5°制限することで背屈5〜20°に再調整する必要があり、まず④の留め具を緩めてから⑤を押し込むことで再調整が可能である。
5-× ⑤を押し込むと底屈角度の制限が可能である。⑤を押し込む前に、④の留め具を緩める。