院内感染対策として適切でないのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 182 : 
院内感染対策として適切でないのはどれか。
1
二次感染の防止
2
感染経路の把握
3
ガウンテクニック
4
抗菌薬の予防的投与
5
院内ガイドラインの作成
解説

1-× 個人が他の感染症にかかることや、集団感染を予防する必要がある。

2-× 感染経路を把握することで無菌操作や環境整備など、適切な感染対策を実施することが可能である。

3-× ガウンテクニックとは、感染力の強い患者を隔離した際、入室するたびガウン・マスク・手袋・履物を着用し、消毒を行うことである。

4-◯ 院内感染にはMRSAのように抗菌薬耐性の病原菌による感染症があるため、抗菌薬を予防的に投与するのは不適切である。

5-× 院内ガイドラインを作成し、医療従事者全体で院内感染の対応を統一することは、院内感染の予防や適切な治療の実施につながる。