1-× 慢性心不全患者に対して、ADLの自立や生活の質改善のために運動療法を実施する。安静時間を長くする必要はない。
2-× NYHA分類レベルⅡでは、日常の身体活動で疲労感や動悸・息切れを生じる。Borg指数15(きつい)ではなく、13(ややきつい)以下が適応となる。
3-× 心不全では心拍出量が低下することにより腎機能が低下し、尿量の減少および体内での水分貯留により体重増加がみられる。
4-○ 心不全に対する運動療法の相対的禁忌事項に、疲労・めまい・呼吸困難など自覚症状の出現が挙げられている。
5-× 症状に変化が無くても服薬を勝手に中止してはならない。医師の指示を仰ぐべきである。