1-× 股関節は踵接地期の30°屈曲位から踵離地期の10°伸展まで、1歩行周期中に屈曲と伸展が1回ずつ生じる。
2-× 膝関節は立脚相と遊脚相それぞれで屈曲伸展を1回ずつ繰り返す。立脚相における膝関節の屈曲伸展はダブルニーアクションといい、衝撃吸収と重心上下動の減少の働きをしている。
3-◯ 足関節は1歩行周期中に背屈底屈を2回繰り返す。衝撃吸収と身体の前方移動の働きをしている。
4-× 歩行周期における立脚相及び遊脚相の割合は、立脚相60%に対して遊脚相が40%である。
5-× 歩行比は歩幅÷歩行率で表され、単位時間あたりの歩幅と歩数の比である。高齢者では歩行比が大きくなる。