全身持久力トレーニングの長期効果について誤っているのはど|理学療法士問題集

理学療法士

Q 142 : 
全身持久力トレーニングの長期効果について誤っているのはどれか。
1
血圧の低下
2
心拍出量の増加
3
最大酸素摂取量の増加
4
骨格筋毛細血管密度の減少
5
動静脈酸素含有量較差の増加
解説

1-× 軽度の高血圧の改善が可能である。持久力運動によって心拍数の減少・循環血漿量の減少・体液量の減少・交感神経系の抑制により血圧が低下する。

2-× 心機能が改善し、心拍出量は増加する。

3-× 心拍出量の増加によって全身の筋肉に酸素が供給されやすくなり、運動耐性や最大酸素摂取量が増加する。

4-◯ 骨格筋の毛細血管密度は増加する。毛細血管から骨格筋への酸素供給効率が良くなる。

5-× 動静脈酸素含有量較差は細胞にどれくらい酸素が取り込まれたかを表し、持久力運動によって増加する。