2型糖尿病患者に対する教育入院後1 か月の効果を示すのに|理学療法士問題集

理学療法士

Q 140 : 
2型糖尿病患者に対する教育入院後1 か月の効果を示すのに適切なのはどれか。
1
CRP
2
尿糖
3
HbA1c
4
空腹時血糖
5
血中アルブミン
解説

1-× C反応性蛋白質の値は組織障害があると上昇する。急性炎症・関節リウマチ・悪性腫瘍などで上昇がみられる。

2-× 尿糖は尿中にあるブドウ糖の数値を表す。糖尿病患者が食前・食後など血糖コントロールを行う際の指標として用いられる。

3-◯ HbA1cはヘモグロビンとブドウ糖が結合したものの数値を表す。約1〜2ヶ月前の血糖レベルが反映されるため、入院時と比較した効果判定に用いられる。

4-× 運動療法禁止の目安として、空腹時血糖が250mg/dl以上であることがあげられる。

5-× 血中アルブミンは腎機能や肝機能を反映する数値である。肝機能障害や慢性腎炎で異常がみられる。