PTB式免荷装具について正しいのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 138 : 
PTB式免荷装具について正しいのはどれか。
1
歩行あぶみ(パッテン底)は舟状骨の真下に置く。
2
ハムストリングスを圧迫するように装着する。
3
脛骨高原骨折で適応となる。
4
膝蓋骨は荷重部位である。
5
膝関節は固定される。
解説

1-◯ パッテン底は装具と床が接する部分のことであり、舟状骨の真下に置く。

2-× PTB型下腿装具はカフベルトでソケットを懸垂する装具である。荷重を避ける部位として、ハムストリングス・脛骨粗面・脛骨稜・腓骨頭・脛骨顆部前面である。

3-× PTB型下腿装具の適応は膝に過伸展のある症例である。脛骨近位端骨折又は脛骨プラトー骨折とも呼ばれ、脛骨上面にある平坦部分の骨折である。

4-× 荷重部位は膝蓋腱部・脛骨内側面・前脛骨筋部・腓骨骨幹部・膝窩部である。

5-× 膝関節の過伸展と側方動揺を防止しながら膝関節の可動性を保つ。