Danielsらの徒手筋力テストで段階2における筋と測定|理学療法士問題集

理学療法士

Q 123 : 
Danielsらの徒手筋力テストで段階2における筋と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1
棘上筋     腹臥位
2
大菱形筋    側臥位
3
肩甲下筋    腹臥位
4
小円筋     背臥位
5
前鋸筋     座位
解説

1-× 棘上筋(肩関節外転)段階2の検査は、原則腰掛け座位で行うが、別法では背臥位で行う。腹臥位では行わない。

2-× 大菱形筋(肩甲骨内転と下方回旋)段階2の検査は、腰掛け座位で肩関節内旋、上肢を伸展させ背中の後ろに内転させた肢位から開始する。

3-◯ 肩甲下筋(肩関節内旋)段階2の検査は、腹臥位で肩関節90°外転位をとり、前腕を下垂させる。手掌を天井に向けるように肩関節内旋させる。

4-× 小円筋(肩関節外旋)段階2の検査は腰掛け座位で肘関節90°屈曲位、前腕中間位を開始肢位とする。

5-◯ 前鋸筋(肩甲骨外転と上方回旋)段階2の検査は、腰掛け座位で上肢を90°以上に屈曲し、その位置を保たせる。