1-× 痙直型脳性麻痺では筋トーヌス亢進・クローヌス出現・折りたたみナイフ現象・深部腱反射亢進がみられる。
2-× 股関節屈曲・内転・内旋位、膝関節伸展位・足関節底屈位の下肢伸展パターンを取りやすい。
3-× 上の図から非対称性緊張性頸反射が残存しており、脊髄〜橋の統合がまだであることがわかる。緊張性迷路反射も脊髄〜橋レベルであるため、残存していると考えられる。
4-◯ 下の図で引き起こし反応がみられないことから、中脳レベルの統合がまだであることがわかる。パラシュート反応も中脳レベルであり、出現していないことが考えられる。
5-× 痙直型四肢麻痺に特徴的なシザーズ肢位により、股関節屈曲・内転・内旋位を取りやすい。そのため、外転制限が生じる。