50歳の男性。Parkinson病。発症後5年を経過し、|理学療法士問題集

理学療法士

Q 107 : 
50歳の男性。Parkinson病。発症後5年を経過し、すくみ足が出現してきている。自宅で転倒が頻回に生じている。転倒予防として自宅の廊下に模様を入れる際に効果的な図柄はどれか。
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解説

1-◯ すくみ足の治療には視覚的手がかりが重要である。1の図柄ではブロックを1つ1つ踏みながら歩くことでリズムが形成され、足を踏み出すタイミングが取りやすくなり、すくみ足を改善させる。

2-× すくみ足は狭い場所でおこりやすく、それを連想させる。

3-× 進行方向への線ではなく、横方向の線を引くことでリズムを作りやすくなる。

4-× 狭い場所を連想させ、すくみ足には不適切である。

5-× 一面黒色で線もなく、視覚的手がかりがないためすくみ足を呈しやすい。