1-× JCSⅢ-100では痛み刺激に対し、払いのけるような動作をする。本症例では刺激しなくても開眼しているため、JCSⅠに該当する。
2-× 中枢性では脳幹の障害によって、一側顔面温痛覚麻痺がみられる。
3-× 小脳半球の障害によって、四肢の運動失調がみられる。
4-× 一側上肢の麻痺(単麻痺)は大脳皮質に限局性の障害がみられることで生じる。
5-◯ 図では橋に病変があることが分かる。深部感覚障害は橋被蓋・延髄・脊髄後索などの病変でもみられ、運動失調を呈する。失調症状は眼で動きを確認することで補正される。