一級建築施工管理技士
Q 7 :
杭基礎に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
鋼杭は,曲げや引張力に対する強度と変形性能に優れており,既製コンクリート杭のようにひび割れによる曲げ剛性の低下がない。
杭の周辺地盤に沈下が生じたときに,杭に作用する負の摩擦力は,一般に支持杭の方が摩擦杭より大きい。
基礎杭の先端の地盤の許容応力度は,セメントミルク工法による埋込み杭の方がアースドリル工法による場所打ちコンクリート杭より大きい。
埋込み杭の場合,杭と杭との中心間隔の最小値は,杭径の1.5倍とする。