一級建築施工管理技士
Q 113 :
鉄骨の建方に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
本締め前の梁上に材料を仮置きするにあたり,仮ボルトの本数が不足していたので本数を割り増すとともに,水平外力に対する補強ワイヤの確認を行った。
架構の倒壊防止用に使用するワイヤロープを,そのまま建入れ直し用に兼用した。
スパン間の計測寸法が正規より小さかったので,ワイヤによる建入れ直しの前に,梁の接合部のクリアランスに矢を打ち込んで押し広げた。
高力ボルト摩擦接合における仮ボルトの締付け本数は,本締めを行うときの高力ボルトの一群のボルト数の1/3程度,かつ,2本以上とした。