鉄骨構造の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものは|一級建築士問題集

一級建築士

Q 87 : 
鉄骨構造の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
トラスの弦材の座屈長さは、精算によらない場合、構面内座屈に対しては節点間距離とし、構面外座屈に対しては横方向に補剛された支点間距離とする。
2
圧縮材の中間支点の横補剛材は、許容応力度設計による場合、圧縮材に作用する圧縮力の2%以上の集中力が加わるものとして設計することができる。
3
ラーメン架構の柱及び梁に、SN400材を用いる代わりに同一断面のSN490材を用いることで、弾性変形を小さくすることができる。
4
ラーメン架構の靱(じん)性を高めるために、降伏比の小さい鋼材を用いることは有効である。
解説

SN490材としても弾性係数は変わらないため、同一断面であれば弾性変形は小さくならない。