建築物の構造計算に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤|一級建築士問題集

一級建築士

Q 52 : 
建築物の構造計算に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
1
屋根の積雪荷重は、屋根に雪止めがある場合を除き、その勾配が60度を超える場合においては、零とすることができる。
2
雪下ろしを行う慣習のある地方においては、その地方における垂直積雪量が1mを超える場合においても、積雪荷重は、雪下ろしの実況に応じて垂直積雪量を1mまで減らして計算することができる。
3
建築物に近接してその建築物を風の方向に対して有効にさえぎる他の建築物、防風林その他これらに類するものがある場合においては、その方向における風圧力の計算に用いる速度圧は、所定の数値の1/2まで減らすことができる。
4
建築物の地下部分の各部分に作用する地震力は、当該部分の固定荷重と積載荷重との和に、原則として、所定の式に適合する地震層せん断力係数を乗じて計算しなければならない。
解説

令88条4項、当該部分の固定荷重と積載荷重都の和に水平震度を乗じて計算しなければならない。