空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど|一級建築士問題集

一級建築士

Q 32 : 
空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
空調用水蓄熱槽の利用温度差を確保するためには、変流量制御より定流量制御のほうが望ましい。
2
蓄熱媒体には、水や氷の他にも土壌や建築物の躯体を用いることが可能である。
3
空調におけるPID制御は、比例・積分・微分の三つの利点を組み合わせた制御方式である。
4
デシカント空調は、排熱等を用いることにより潜熱を効率よく除去することが可能なため、潜熱と顕熱とを分離処理する空調システムに利用できる。
解説

変流量制御の場合、冷房負荷に応じて、冷凍機におくる冷温水の流量を変えることが出来るので常に還水温度は高く保たれる。よって蓄熱槽内の温度分布が一定、蓄熱槽の温度差が確保され、省エネルギーの効果がある。