空気調和設備・換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当|一級建築士問題集

一級建築士

Q 31 : 
空気調和設備・換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
半導体や液晶を製造する工場のクリーンルームにおいては、清浄度を保つために周囲の室に対して10Pa程度の正圧となるように換気し、塵埃(じんあい)の流入を防止する。
2
直だき吸収冷凍機室の給気量は、室内発熱を除去するための換気量と燃焼に必要な空気量とを合わせた量とする。
3
換気ダクトにおいて、ダクト直管部の単位長さ当たりの圧力損失は、一般に、平均風速の二乗に比例する。
4
パッケージユニット方式の空調機のAPF(Annual Performance Factor)は、実際の使用状態に近い運転効率を示す指標であり、想定した年間総合負荷と定格時の消費電力から求められる。
解説

APF(通年エネルギー消費率)は実際の使用時に近い状態での評価を行うため、あるモデルの年間総合負荷を年間消費電力量で除して算出する。