音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。|一級建築士問題集

一級建築士

Q 29 : 
音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
自由音場において、全指向性の点音源(指向性のない点音源)からの距離が1mの点と2mの点との音圧レベルの差は、3dBとなる。
2
防音塀は、音の回折による減衰を利用するものであり、一般に、低音域よりも高音域の遮断に有効である。
3
学校の普通教室においては、平均吸音率が0.2程度となるように、吸音対策を施すことが望ましい。
4
音の強さのレベルを20dB下げるためには、音の強さを1/100にする。
解説

音の強さは伝搬距離の2乗に反比例して減衰する。距離が2倍の場合、音圧レベルの差は6dB。