一級建築士
Q 113 :
鉄骨工事における製品製作に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄骨の高力ボルト用孔の孔あけ加工において、板厚が12mmであったので、せん断孔あけとし、切断面のバリを除去するためにグラインダーを使用した。
コンクリート充塡鋼管(CFT)造において、鋼管最上部のトッププレートのコンクリート打設孔は、充塡に支障のない範囲に直径150mmのものを設けた。
鉄骨の摩擦面に赤錆が発生する前に建方を行う必要があったので、ショットブラストにより処理を行い、表面の粗さを50μmRzとした。
ブレース端のハンチ等の塑性変形能力が要求される部位において、特記がなかったので、常温曲げ加工による内側曲げ半径を、材料の板厚の8倍とした。
解説
高力ボルトの孔あけ加工は板厚に関係なくドリルあけとする。