各種工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|一級建築士問題集

一級建築士

Q 121 : 
各種工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
アースドリル工法による場所打ちコンクリート杭工事において、コンクリート打込み直前に行う二次スライム処理については、底ざらいバケットにより行った。
2
鉄骨工事の建方における建入れ直し及び建入れ検査については、建方の進行とともに、小区画に区切って行った。
3
屋上緑化工事において、耐根層は、防水層に植物の根が直接触れないように、防水層の保護コンクリートの上部に設けた。
4
シーリング工事において、コンクリート部材と金属部材である窓枠まわりの目地については、特記がなかったので、2成分形変成シリコーン系シーリング材を使用した。
解説

1 - × スライムの2次処理の時点では鉄筋かごがあるため、エアーリフト方式や水中ポンプ方式で行う。

2 - ○ 建方がすべて完了してからでは十分に修正できない。

3 - ○ 耐根層は保護コンクリート上部または防水層直上部に設ける。

4 - ○ 設問のとおり。