一級建築士
Q 119 :
内装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか
軽量鉄骨壁下地において、スタッドに取り付ける振れ止めは、床ランナーの下端から1,400mmごとに設け、上部ランナーの上端から400mm以内については省略した。
金属製の手摺の塗装工事において、2液形ポリウレタンエナメル塗り(2-UE)としたので、有害物質による労働災害を防止するとともに環境への影響を考慮して、安全データシート(SDS)を作業場所に掲示した。
システム天井において、天井パネルにロックウール化粧吸音板を用いるので、軟化を防止するため、工事中の室内湿度は80%を超えないようにした。
帯電防止ビニル床タイル張りに用いる接着剤は、湿気のおそれのある下地に対して使用するため、エポキシ樹脂系接着剤とした。
解説
1 - × 振止めは床ランナーから1200mmごとに設ける。上部ランナーから400mm以内は省略できる。
2 - ○ 塗料、接着剤等の化学薬品の取り扱いに当たって、安全データシートを常備し、周知徹底を図る。
3 - ○ 設問のとおり。
4 - ○ エポキシ樹脂系やウレタン樹脂系の接着剤は耐水性に優れる。