ガラス工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ|一級建築士問題集

一級建築士

Q 118 : 
ガラス工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
外部に面する建具に複層ガラスを用いるはめ込み構法において、はめ込み溝内への水の浸入により、複層ガラスのシール材が劣化するおそれがあるので、下端のはめ込み溝内に有効な水抜き孔を設けた。
2
DPG構法における強化ガラスにおいて、点支持金物を取り付けて支持構造と連結するための点支持用孔については、強化加工前に工場で加工した。
3
高遮性能熱線反射ガラスの清掃は、ガラス表面の反射膜を傷つけないように、軟らかいゴムを用いて水洗いとした。
4
グレイジングチャンネル構法において、水密性・気密性を低下させないように、ガラスの四周に巻き付けたグレイジングチャンネルをガラス下辺中央部で突き合わせた。
解説

1 - ○ 複層ガラス、合わせガラス、網入り板ガラスを取り付ける場合の下辺ガラス溝には速やかに雨水を排出させるために水抜き穴を設ける。

2 - ○ 強化ガラスは強化加工後の切断、穴あけ等の加工はできない。

3 - ○ 熱線反射ガラスは表面に金属膜を焼き付けてつくられる。

4 - × グレイジングチャンネル構法では、ガラス上辺中央部で突き合わせる。